イタリアのお土産といえばキャンティ赤ワイン

イタリアNo1お土産ブランドといえばBaci(バッチ)チョコレート推しの私ですが、イタリアのおみやげとして最も“らしい”品は、銘醸トスカーナ地方のワイン、中でもChianti(キャンティ)地区の赤ワインだと思います。

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映画「ローマの休日」のワンシーン

コレです。写真は、映画「ローマの休日」のワンシーン。アン王女(オードリー・ヘップバーン)とアメリカ人新聞記者のジョー・ブラッドレー(グレゴリー・ペック)がサンタンジェロ城前のダンスパーティーで騒動に巻き込まれ、テヴェレ川に飛び込んで逃げ帰ってきたジョーの部屋。

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アン王女とジョー。手元に注目

ずぶ濡れになった2人。シャワーを浴びて浴室から出てきたアン王女を迎えるジョーが手に持っているのがキャンティ赤ワインです。

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アン王女にキャンティ赤ワインをすすめるジョー

飲むと元気になるようですw

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キャンティ赤ワインを飲み干す2人

ということで、カンパーイ。

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キャンティ赤ワインをもう一杯すすめるジョー

酔わせようとしているのでしょうか・・・

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さらにキャンティ赤ワインを飲み続けるジョー

アン王女が部屋を後にした翌朝、相棒アービング・ラドビッチ(エディ・アルバート)が訪ねてきてもまだキャンティを飲んでいるジョー。よほどアトを引くのでしょう。

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イタリア キャンティ赤ワイン

さて、そんなキャンティ赤ワインは映画「ローマの休日」が制作されてから半世紀を経てなお昔と変わらぬ姿で売られています。写真は街中で売られていたキャンティ フィアスコボトル。1本、8ユーロ(約960円)です。日本で買える価格の半値くらいのイメージでしょうか。

おみやげバイヤーをしていた頃、Chiantiを訪問した事がありまして、トスカーナの風土とワイナリーの雰囲気にコロっとやられてしまい、以来キャンティ赤ワインを口にするたび、当地に思いをはせています。ちょっとだけ紹介します。

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トスカーナ キャンティ地区の風景

Chianti地区の丘陵からの眺望。トスカーナの青い空と、ワイナリーの緑のコントラストはなんとも言えない綺麗さです。

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Chianti(キャンティ)のワイナリー入口

当時、買い付けていたキャンティのワイナリーです。

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キャンティ ワイナリーからの風景

この裏手にはオーナーのプール付き別荘があり、なんというか、生まれの違いをまざまざと見せつけられた瞬間でした(笑)。

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キャンティのブドウ畑

この斜面で、トスカーナの太陽をたっぷり浴びてブドウが育ちます。それだけで何か旨いワインができそうな気がしませんか?

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キャンティのブドウ品種

こちらがキャンティのブドウ品種、サンジョベーゼです。赤ワインになりますが、皮はマスカットみたいなんですよ。

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キャンティの苗木付近に植えられた花

この写真が、ここのブドウが大切に育てられていることの証左です。害虫対策として、自然の花が苗木の横に植えられていました。

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キャンティのボトルを覆う葦の葉

最後は、ワイナリー内の池の畔に茂っている葦の写真です。キャンティーワインの特徴として、フラスコ形のボトルが藁のような菰(こも)に包まれいますが、オーナーから聞いたところ、原料は葦の葉なのだそうです。因幡の白兎にでてくるアレです。このワイナリーでは、古き良き昔の風習を残すために、あえて池と葦を残しているとのこと。さすがです。

いかがでしたでしょうか。フィレンツェのお土産ピサのお土産としてはもちろんのこと、イタリアのお土産にもってこいの逸品ではないですか?この記事で少しでもキャンティ赤ワインを好きになっていただければ嬉しいです。